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AERO CONCEPT 精密板金製品を持ち歩くと言うこと・・・

 先日の出張の際に利用したANAの機内上映番組で観た(知った)「AERO CONCEPT」と言うカバンを紹介します。

 設計、製造しているのは東京の町工場である「渓水」と言う会社です。もともとは航空機の部品を製造する精密板金屋さんです。”もともと”と言うか現在も航空機や新幹線の部品の製造を継続されている様ですね。そんな航空機部品の加工技術を使いカバンを作ってしまったとの事。

 代表の菅野さんはバブル終焉で会社が倒産し、数億の借金を背負ってしまった時に首をつる覚悟をしたそうです。しかし「死ぬ前に自分が欲しいものを自分の手で作ってみよう」と思ったそう。そして出来たのがこのカバン。自分の思いを形に込るあまり、カバンを閉めるときのクリック音はライカのシャッター音に似せると言うこだわり様。この音を出すために半年試行錯誤したそうです。

 0.6mm厚のジュラルミン板材をコの字型に折り曲げ加工し、向かい合わせに組み合わせて角パイプにしたものをカバンの構造体として使っています。航空機部品をモチーフにしているため随所に肉抜きを施してあり、重量低減につなげています。また折り曲げ加工した角パイプの為ものすごい強度があり、バスに轢かれても問題なく開閉できるほどの堅牢性を兼ね備えています。

 その概観がまたイカします。表面に皮を貼り付けたモノの方がカッコ良くて映えると思うのですが、所有したいと思うのはやっぱりメタルが鈍く光るモノが良いですね。これを何十年と使って表面がボロボロになってくるとイイ味を出しそうです。http://www.seimitu.com/main/products/supertransporter2.html

 そしてこの取っ手がすごい。 皮とアルミ合金を貼り合わせているのですが、接着せはなく縫い合わせているのです。そのためジュラルミンには108個の穴が開けられています(108個と言うのもまた意味深です)。

 

 オーダーメイドで作ってもらったと言うポルシェジャパンの社長さんが番組に登場していました。911のトランクにちょうど収まる大きさで作ったそうです。ポルシェのクラフトマンシップに通じるものがあり、かなり気に入って使っているそうです。http://www.business-plus.net/special/1003/118001.shtml ←こちらのサイトにはその写真が掲載されています。

 

 公式サイトの製品一覧を見たところお値段は最も廉価なもので9万円くらい、私が「コレ良い!」と思ったものは20万円中盤だそうです。とても買える値段ではないですが、同じ値段でヴィトンのカバンを買う事を思えば、私にはAERO CONCEPTの方が遥かに値打ちがあると感じられます。何より所有欲を掻き立ててくれる、そんな逸品だと思います。まぁ頑張っても名刺入れくらいしか買えないワケですが・・・

 

 日本に唯一、京都に直営店があるそうです。今度京都に行ったときは是非寄ってみたいです。

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