マンションの外壁側に取り付けられていた物干し竿かけを壁側に移動しました。壁側の方が位置が高くなり洗濯物が干しやすいことが理由です。ただしコンクリートに下穴をあける必要があり、若干コツが必要だったためレポートします。
他の住戸と仕様が違う
私の自宅では物干し竿を掛ける台がベランダの外壁についています。しかし、同じマンションンの他の住戸のベランダを拝見すると、物干し台は壁(躯体)側に取り付けられていることが分かりました。しかし、外壁には物干し台が取り付けてあったと思われるボルトの穴と塗装跡があるので、マンションの建築当初から壁側だった訳ではなく、後から住人が移設したと思われます。
マンションの壁は供用部のため、勝手に穴を開けて良いのか疑問です。しかし、既に他のお宅では移設されているため、前例があるため良いのだろうと勝手に解釈します。マンションの住戸数が5件で、文句を言うような人もいないと思います。(一般的なマンションではNGだと思うので、自治会の合意を得ましょう)
ちょうどマンションの修繕工事をしているので、振動ドリルを使っても迷惑にならないので、ドサクサに紛れて施工してしまおうという魂胆です。
振動ドリルを使って穴あけ
コンクリートの穴あけには振動ドリルを使用する必要があります。一般的な電動ドリルでは全然穴あけが進まないため注意が必要です。幸い私の父親が振動ドリルを持っていたので、借りてきてサックリと壁に穴開けしました。所要時間は1穴数分といったところ。
アンカーナットを挿入
下穴にアンカーナットを挿入する必要があります。石膏ボードのアンカーの様に手軽に取り付けられると思い、適当にアンカーを買って来ましたが、これが大苦戦しました。コンクリート用アンカーは専用の打ち込み棒を使って下穴に打ち込む必要があるそうです。
作業時にはそんなことは知らなかったため、アンカーにボルトを入れて下穴に押し込み、最後はボルトを締めこんでいけばアンカーが固定出来ました。正規の施工方法ではないため引張強度は低いと思いますが、洗濯物を干す程度の荷重は特に問題なさそうです。
最後に物干し竿を移設して作業完了しました。アンカーの打ち込み器具がある事を知っていれば1時間も掛らなかった作業ですが、2時間以上掛ってしまいました・・・
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