何も設定変更していないのに、サーバー再起動を機にXenAppのデータストアに接続できなくなりました。以前にも同じ不具合に陥ったのに、前回どうやって復旧したか思い出せなかったので、今回備忘録化します。
原因はローカルホストキャッシュ(LHC)の破損でした。
という事でトラブっているXenAppサーバーで下記のコマンドを投入
dsmaint recreatelhc
たったこれだけ。その前に
dsmaint verifylhc
でLHCの整合性チェックをすると良い。LHCに問題があれば自動的にrecreatelhcも掛けてくれるので都合が良い。
コメント
XenApp 6.5 を使っておりましたが、同じく再起動を発生した所Citrix MFCOM Server と、IMA が立ち上がらず、困っておりました。ローカルホストキャッシュを再構成することで解決しました。ありがとうございました。
WANクライアントからの接続ができず、
CITRIXサーバを確認したところ、MFCOM Serviceが「開始中」、IMA Service 起動でエラーという状況で、困っていました。
こちらに記載の通り、コマンドプロンプトで「dsmaint verifylhc」を投入し、IMA Service を起動したところ正常に開始され、それに伴いMFCOM Serviceも開始となり、解決いたしました。ありがとうございました。
お役に立てた様で良かったです。
XenApp 7.xではローカルホストキャッシュ機能は無くなりましたが、7.6でコネクションリーシングと言う名前で復活しました。
LHCはデータストアのキャッシュとして機能するためDBの可用性はそこまで重要視されませんでしたが、コネクションリーシングはDBのキャッシュではなくかなり機能が制限されます。そのためDBの可用性が大きなポイントとなります。
次世代のXenApp/XenDesktopではLHCの機能が完全復活する様なウワサもありますので目が離せません。