Tiagra 4600にUltegra FD-R8000を組み合わせる

自転車
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10速コンポーネントであるTiagraの古いほう(触角ケーブルが生えてるやつ)を未だに愛用している筆者です。バイクをオーバーホールする際にちょっと変わった事をやってみたいなと思って、R8000シリーズのフロントディレイラーを組み合わせる事にしました。

フロントディレイラーの引きが重い

Tiagra 4600シリーズは変速ケーブルが露出しているためシフトレバーは割と軽く動くと思っていますが、フロント変速に関しては少し重いです。さらにシフトアップの際はレバーを目いっぱい引いても一発で変速できず、一度レバーを戻して更に引く必要があります。(感覚的には1.5回)
坂に出会わなければ基本的にアウターに入れっぱなしで走るのでクリティカルな問題ではないのですが、長距離を走る際にはこの微妙な操作感が疲労となって徐々に蓄積していくので改善したいところです。

Tiagra 4600の互換性リストを確認する

何はともあれ、ST-4600とFD-R8000が組み合わせとして成立するか互換性リストで確認しないといけません。以下に貼っているがそのスクリーンショットですが、当然そんな組み合わせは記載されていないです。

やってみたら出来た

互換性リストに無かろうと組んだら動くだろうと考え、とりあえずFD-R8000を入手しました。まぁダメなら11速化する時に使えば良いので無駄にはならないハズです。


うちのバイクはFD直付け仕様なので、FD-R8000 Fを手配しました。

ワイヤーの取り回しがこれまでと異なるのでblogやYoutubeを見ながら組みつけましたが、従来から比較すると少しややこしいですね。しかし従来からはカッチリくみ上げられる感じがします。また、セッティングは今までのFDより格段にやりやすいと感じました。すべて六角ネジに変更されているのも助かりますね。作業台の上では微調整もうまく出来ていて問題なく変速出来る事が確認できました。

写真はオーバーホール後に初めて走った時の様子ですが、ソッコーでチェーンが汚れてますw

操作感が格段に良くなった

フロントの変速が重いという理由でTiagraにFD-R8000を組み合わせてみましたが、レバーの重さは大きく改善されました。またシフトアップに従来は1.5回のレバー操作が必要でしたが、1回のレバー操作だけでカッチリ変速出来る様になり、変速にかかる時間も短縮されました。

音で表すと「ジャララララ~、ジャキッ」だったのが「ジャラ、ジャキッ」って感じです。(よう分からんな)

Ultegraといえどフロントディレイラーは値段がそんなに高くないので、未だ10速コンポを愛用している方にもオススメ出来る改造だと感じました。

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