ヨメが使っている3人乗り自転車PAS Kiss miniの定期メンテを実施しました。今回はブレーキシューの交換をレポートします。
ブレーキ交換
BAA規格ブレーキシュー
PAS Kiss miniに標準採用されているのは「YAB-PSC-C」と刻印されたBAA規格のアルミリム用ブレーキシューです。これは吉川製作所というメーカーで作っているものです。近所のサイクルベースあさひで交換品を買ってきたシューには同様の刻印はありませんでした。
見てわかりますが、左が今まで使っていた物。右が今回買って来た新品。
交換方法
基本的に古いものを外して、新しいものを付けるだけなので交換手順は省きます。10mmのナットで固定されています。10mmのスパナやボックスレンチがあれば作業が出来ます。
サンドペーパー等でシューの摺動面を少し削って皮むきをしてあげると良いみたいですが、今回はやりませんでした。その代りシューを交換した後にフルブレーキングを数回繰り返して、リムとシューに当たりをつけました。おそらく数日で綺麗に当たりが付いてブレーキの利きが良くなってくるはずです。
ついでにスマートコントロールブレーキの可動部分に注油して動きをスムーズにしておきます。間違ってもリムはシューに油脂が付着しないように!!
その他清掃
夏の間はクソ暑すぎて一切清掃などをしなかったので汚れ放題です。子供と一緒に拭き清掃をしました。タイヤもブレーキダストで汚れていましたので拭きあげた後に、自動車用のタイヤ艶出し剤を塗っておきました。
リアセーフティーライトの修理
電池の注文
PAS Kiss miniには尾灯にキャットアイの「TL-SLR100」が採用されています。この尾灯が梅雨の時期から点灯しなくなったので、充電式ニッケル水素ボタン電池「GP40BVH」を購入して交換しました。この電池はどうやらキャットアイの製品くらいにしか使われておらず、店頭では基本的に注文対応になる様です。
電池の交換
新品の電池に交換しましたが点灯しません。しかし電池を外そうと力を加えると点いたり消えたりします。どうやら電池が消耗してテールランプが点灯しなくなったのではなく、電池と接点が接触不良を起こしたことが原因だったようです。梅雨時期には屋外で雨に打たれていたこともあったので、雨水がライト内部に侵入して接点表面が錆びたのでしょう。試しに接点復活剤で接点を清掃してから電池を入れるとテールランプが正常に点滅する様になりました。
原因は電池の消耗ではありませんでしたが、念のため新品の電池に交換しておきました。外した古い電池は予備として取っておく事も考えましたが、ニッケル水素電池の特性上、長期保存時の過放電で電池内部が損傷してしまうので廃棄する事にしました。
コメント
うちで使っている自転車のテールリフレクターも
外見から判断するに恐らく 「 TL-SLR100 」 です。
( 外観の何処にも型番らしき刻印や印刷が見当たらないので )
わたしも自分でボタン電池を交換してみようと挑んでみたものの
・・・電池カバーが硬くて外れないんです。
検索してみると、
こちらを含めて “ 自分で電池交換した ” と
ブログに書かれていらっしゃる方を何名か見つけることができたものの
「 電池のカバーが外れない 」
であるとか
「 電池のカバーを外すのに苦労した 」
みたいな感想は誰一人として書き込まれておらず
(Amazonのレビューにも皆無)
電池カバーを外すコツなようなものがあるのでしょうか・・・
取扱説明書のイラストを見ると
https://www.cateye.com/pdf/tlpdf/slr100.pdf
くるりんっと回すようにすれば外れるかのような矢印が付いていて
いとも簡単に電池カバーが外せるように見えるのですが
カバーの突起に力を加えても暖簾に腕押し状態で
うんともすんとも動いてくれません。
私もカバーの取り外しに苦戦した覚えがあります。マイナスドライバーでこじったりしました。
まさに図のようにくるっと回すように力を加えれば電池カバーが外れます。
頑張ってみてください。
なんとか電池カバーを取り外せました。
中のボタン型充電池も新品に交換しましたが、接触がいまいちなようで、動いたり動かなかったり…
テールランプごと交換しないとダメかもしれません。