チューブレスタイヤのスローパンクチャーを何とかしたい

自転車
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1年前にタイヤをIRC Formula Pro Tubeless RBCCの28Cに換えたのですが、チューブレス特有のエアぬけの早さに困っていました。
通常のチューブドタイヤの場合、チューブの素材や精度にもよりますが、一度空気を入れると長ければ数か月補充しなくても大丈夫なので毎日の通勤用途では特に問題を感じることはありません。
対してチューブレスタイヤの場合1週間もすれば許容エア圧を下回ってしまい、週に1回はエアを補充する必要があります。

しかし、ウチのタイヤの場合前輪は1週間持ちますが、後輪は3日で限界です。
IRC Formula Pro Tubeless RBCC 700x28Cの許容エア圧は550-700KPaなのですが、700KPaまで入れた3日後には400KPaあたりまで下がっています。
これでも乗れるのですがエアが下がり過ぎるとビート落ちが怖いです。(いちおう300KPa位までは試しました)
せめて1週間くらいは550Kpaを切らない程度に保持してくれんか・・・という思いを込めてタイヤを嵌めなおしてみました。

タイヤを外した写真がこちら
タイヤのゴムがくっつかないようにする粉?がモロモロになってホイール内部についていました。
タイヤの内側も同じような状態でビート部分にもびっしり。

前回タイヤを嵌めた時には雑巾で綺麗に拭ったはずなのですが甘かったようです。
このモロモロがビートに挟まってエア漏れを起こしていたのかもしれません。

雑巾で拭うだけでは綺麗にならなかったので、ホイールとタイヤともども洗剤を使って風呂で洗いました。
洗ったあとは軽く水気を拭い、そのまま風呂で石鹸水を塗りたくってタイヤの装着。
使う石鹸は牛乳石鹸の赤箱
しっかり石鹸水が塗ってあげるとツルっとホイールに嵌るのでタイヤレバーがなくても大丈夫。

あとはいつも通りフロアポンプでビート上げ!
一旦1000KPaくらいまでエアを入れます。途中で「カンッ、カンッ」とビートが上がる音がしますがビビらずに。

シューと音が鳴るような明らかなエア漏れがない事を確認し一旦エアを抜きます。
ベコベコになったタイヤを1周モミモミしながらビートが落ちない事を確認して、再度規定圧までエアを充填します。
これでOK。数日様子見して症状が改善するか確認します。

自動車のタイヤを嵌める時と同じ方法なのですが、自動車の場合は石鹸水ではなくビートワックスを使います。
石鹸水だと作業してる間に乾いたり、床がびちょ濡れになってしまうので自転車でもビートワックスの方が良いかもしれません。
AZの自転車用ビートワックスBCR-001がAmazonで売ってるようなので次回はこれを試したいと思います。

 

Y’s Roadのブログでスローパンクチャーの解説が載っていたのでURLを貼っておきます。
チューブレスで 微妙な空気漏れに悩むアナタ様へ

うちのも綺麗にビートが上がってなかったかも。
というのもエアを充填する際に良く「カンッ」というビートが上がる音がしていました。
一見綺麗に嵌っているように見えても、内部ではイマイチだったのかもしれません。
今回はしっかり石鹸水を塗りたくって綺麗に滑る状況を作ったので大丈夫だと思います・・・

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