YAMAHA PAS Kiss miniの整備プランを考える

自転車
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 これまで何度かこのブログに登場している嫁の電動アシスト自転車 YAMAHA PAS Kiss mini (2013年モデル)の整備プランを考えていきます。スポークが折れまくってしまい2018年にホイールを交換しましたが、2年経過してまたスポークが数本折れてしまいました。根本解決すべく整備プランを考えていきます。

またスポークが折れている・・・

 2018年にアップした記事でも「乗り始めて1~2年でスポークが1本折れてしまいました」と書いているように、PAS Kiss miniでは新品の時でも1~2年程度でスポークが折れてしまうようです。この時に前後のホイールを交換してから2年経過しましたが、リアのスポークが3本程度折れていました。

 フロントのチャイルドシートに子供を乗せることがなくなったので、フロントには大きな負荷が掛からなくなったこと、また、フロントホイールは新品パーツを使ったことが影響したようで、フロントホイールのスポークには異常はありませんでした。
 対してリアのホイールは交換後にチョイチョイ子供が乗る機会があったこと(今はもう乗らない)、駆動輪であること、中古パーツだったことが重なって、またスポーク折れが発生してしまったようです。

スポーク折れの原因

 ググってみるとPAS Kiss miniのスポーク折れを記事にしているブログが多いですね。自転車自体が30kg越え+積載量が最大90Kg越え(大人60Kg+フロント15Kg+リア22Kg)となるため、合計120Kg以上の荷重がタイヤにかかります。
 この荷重に耐えるため、タイヤの空気圧はそこそこ高めにしておく必要があります。更に、20インチの小径ホイールなのでスポークによる衝撃吸収は期待できません。高い荷重が掛かることと、衝撃の逃げ場所がないことから、スポークの首の部分に負荷が集中してしまう様です。

 ちなみにメーカーでも対策している様で、2016年ごろからスポークの本数を増やしている模様。うちのは2013年モデルなので28本スポーク仕様です。ということはスポーク本数を増やせば問題は改善できそうですね。

交換するホイール選び

 前回の記事では「外したホイールはスポークと変速ユニットを交換し予備パーツとしてストックしておきたいと思います」と書いていましたが、当時外したホイールは部屋の肥しになってしまい邪魔、かつ、スポーク交換なんてクソ面倒くさいので捨ててしまいました。こんなに早く交換時期が来るなら置いとけば良かったよ・・・
 以前のホイール交換の時にも交換に使用できる20インチ内装3段の汎用完組ホイールを探したのですが、当時は28H仕様の現状と同じものしか見つかりませんでした。今回も期待は出来ないものの、良いものが出回っていないか念のため探してみることにしました。

20インチ内装3段36H仕様があった!

 20インチ内装3段リアホイールで検索すると、以前に見つけていた28H仕様のものは1万円以内で購入できることが分かりました。ところが、少し値段が上がって15,000円台の物だと36H仕様ということが分かりました。


これキターー!と思いましたね。品番からカタログを見つけたので貼っておきます。
RW-3S20AL-R 内装3Sアルミ後ホイール ローラーブレーキ用
仕様は以下の通り

・シマノ製内装3段ハブ(ハブ軸長 : 181.8mm ←191.8mmが正しいです)
・ローラーブレーキ仕様
・アルミニウム製エアロリム(スポーク穴 : 36H、リムハイト : 20mm)
・ダブルウォール(2層)構造
・英/米バルブ仕様
・スポーク#12(ステンレス)

ばっちり欲しかった仕様のホイールです。36H仕様になればスポーク折れ再発の心配はなくなりそうです。

その他の交換パーツのリスト

 色々とパーツが劣化してきているので、リアホイール交換するならついでに他の所もメンテしちゃおうということで、交換部品をリストアップしておきます。

チェーン

 実は最近チェーンが切れました。割とこまめにAZオイルのCKM-001を注油していたのですが、チェーンをつなぐジョイント部が破損して切れました。直ぐに自転車に乗る用事があったので、ジョイントだけ買ってきて応急処置しました。チェーン自体は無傷だったので綺麗に洗浄して再使用しましたが、7年目に入るので故障予防の意味でも交換が必要な部品です。
 電動アシスト自転車も普通のシングルスピード用のチェーンを使うのですが、ホイールベースが長い上にモーター駆動部もあるので、一般的な軽快車よりもチェーンが長く124コマです。意外と120コマ以上のチェーンがお店で売ってなくてAmazonで調達するのが手っ取り早い様です。

 

フロントブレーキ

 未だに初代スマートコントロールブレーキを使っているのですが、構造が複雑かつ経年劣化でブレーキを握った感じがイマイチです。また、シューが減った時に利きが甘くなる問題も抱えたままです。まぁ、ちゃんとメンテしてシューが減ったらワッシャー噛ませばちゃんと使えるんですけどね。
 もう子供を乗せることは無いので、今は制動力よりコントロール性を優先しても大丈夫です。当初は最新版のスマートコントロールブレーキに換えることを考えましたが、構造が簡単なキャリパーブレーキに換えるほうが整備性が良いと思いますので、定番のテクトロ900A(ロングリーチ)をチョイス。
 ちなみに長女の自転車も同品に換えたい希望あり。標準でついている板きれのブレーキが全く利かないので乗れない状態です。

リアブレーキ

 リアはローラーブレーキなのですが車重の割に利きが甘いです。制動のメインはフロントブレーキなのでリアはサポートくらいの利きで良いものの、フロントブレーキを交換することで、制動力は若干弱くなる想定なので、リアは少し強化したいところです。
 ホイールも交換するしリアブレーキも変えても良いかも。と言っても交換するのは上位版のちょっと利くローラーブレーキです。ローラーブレーキ自体はちゃんと注油メンテしてあげれば半永久的に使えるらしいので、必須交換ではなく、制動力の強化が目的です。

前後バスケット

 もう子供を乗せることがないので、前後ともにチャイルドシートをバスケットに交換します。子供2人乗せ自転車は耐荷重があるので、巨大なバスケットを乗せても重量オーバーにはならないハズ。ということで見つけた中で最大のバスケットをチョイス。33Lという大きさがパっと分からないですが、スーパーマーケットの買い物かごがすっぽり入る大きさだそうです。めっちゃデカイよね!!

 フロント用はこちら、金属メッシュのバスケットも選べるけどリアが樹脂製なのでフロントも樹脂にしよう。別売りの金具も必要です。


金具はこれ

 ひったくりと荷物の飛散防止としてカバーも要るな(前後)

LEDテールライト

 壊れたままなので交換。ホイール外さないと換えられないので、ホイール交換の際に一緒に換えてしまいましょう。

大物はこれくらいで、ほかはケーブル類、サドル等をそろえる必要がありますね。

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