HOMPING 炭火パワーグリルを買ったのでレポート

レビュー
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近所のホームセンターで「HOMPING炭火パワーグリル」なる物を購入しました。木炭を燃料にしたBBQグリルなのですが、これがかなり優秀な品だったのでレポートしたいと思います。

きっかけは実演販売

近所のホームセンターを訪れた際にBBQグッズコーナーでHOMPING炭火パワーグリルの実演販売を実施していました。その日は日用品などを買いに行っただけだったのですが、炭火なのに店内(室内)で調理できる点、実際に肉を焼いているのに煙が殆ど出ていない点に感動し、その場で購入を決意!
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14,800円と普通のBBQグリルと比べると高価なので迷いましたが、購入を決めるまでは大した時間は掛りませんでした。その日は実演イベント特売オマケで木炭3Kgが付いてきました。一緒にペースト状の着火剤と乾電池を購入し帰りました。

室内での使用は・・・?

「HOMPING炭火パワーグリル」はBBQグッズなので屋外での使用を想定しています。店員さんの話では室内での使用は一酸化炭素中毒の危険があるのでダメとの事で、実際に説明書にも「締め切った部屋」での使用は厳禁となっています。
でも家で焼き肉する時に窓を閉め切って換気しないなんて事は無いでしょう。私の場合は窓は全開、換気扇もフルパワー、必要なら扇風機も出動して煙の排出をしている訳で、一酸化炭素中毒の危険は皆無と言えます。と言うわけで、買って帰ったその日に室内で使ってみました。

窓は全開

上の説明の通り一酸化炭素中毒を回避する為に(と言うか煙の充満回避がメイン)部屋の窓を全開にします。そして換気扇もフルパワーで回します。

着火の準備

「HOMPING炭火パワーグリル」は着火時間が3分とこれまでのBBQグリルに比べて物凄く早く着火できます。その秘密は電動ファンで火種に送風しているからです。電源の単三電池4本が必要なので取り付けます。
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木炭を入れるカップは二重になっていて外側のカップは底に穴が一つだけ空いています。底の穴から空気が送風されて来て木炭に送り込まれる様になっています。事前に着火剤をこのカップの底に塗っておきます。
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着火剤を塗りぬり
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着火剤に点火して木炭を入れた内側カップをセットします。木炭の量は適当で100~150g程度で良い様です。量よりも入れる木炭の大きさが問題になる様で、写真の様にデカイ木炭を入れると燃焼性が悪くなる様で熱量が下がるようです。
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木炭をセットしたらいざ送風開始!着火剤に強制的に空気が入り込むため強烈な炎となって木炭へ回り始め、3分も掛らず木炭に着火します。その際火の粉が舞う可能性がありますので、木炭をセットしたらすぐに焼きプレートをセットしないといけません。
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一応説明書ではこの順番になっていますが、実際に使った感じでは下記の順が安全かつ確実の様な気がします。

(1)電池セット(電源OFF)
(2)水プレートに水を張る
(3)燃料外側カップセット、着火剤投入、着火
(4)木炭セット
(5)水プレートセット
(6)鉄板セット
(7)送風ON フルパワー!

本当に煙が出ない!!

電動ファンで安定して空気を送り込み木炭を完全燃焼させられるため煙の発生が非常に少ないです。また焼きプレートは火種に脂が落ちない様な形状になっているので煙が出にくくなっています。逆に言うと炭火BBQの醍醐味である炭焼きの香ばしさはあまり無いです。
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火力調整が難しいかも・・・?

一般的なBBQの場合火力の調整が難しさがあります。これを含めてBBQの醍醐味でもあるのですが「HOMPING炭火パワーグリル」でも火力調整にはコツが要りそうです。基本的に炭の追加以外で焼きプレートを上げる事は無く、送風の強さで火力調整を行います。火力を上げたい時は強く送風下げたい時は送風も弱く(またはOFF)。これだけで火力の調整が可能なのでむしろ簡単なのですが、ガスの様に瞬時に火力の調整が出来ず送風を強くしても火力が上がるまで数分かかります。肉を置く前に事前に送風を強くして予熱しておく等の工夫が必要です。

まとめ

無名メーカー製なら数千円から購入可能なBBQグリルが存在する中、破格の15,000円もする「HOMPING炭火パワーグリル」ですがコレは買いだと思います。通常なら準備と片づけに合計1時間くらいは掛ってしまいますが、「HOMPING炭火パワーグリル」は準備に5分、片づけは器具の洗浄で20分程度で済みます。準備と片づけもBBQの醍醐味かも知れませんが、一番面倒くさい作業から解放されるのはとても幸せです。

煙が少ない、油とびが少ないという利点がある為、換気を気を付ければ手軽に室内でも使用する事が出来ます。私はガスボンベを利用する「炉端大将」というグリルコンロも持っていますが、もはや大将の出番は無くなったと思っています。

そしてガスボンベに比べて燃料代が格安で済みます。150g程度の木炭で1時間程度は利用可能で、安価なところでは3Kg400円以下で購入可能な木炭と3本300円程度のガスボンベを比較すると、かなり安価なコストで済む事が分かります。ただし送風に別途単三電池4本が必要なので、この点はマイナスかも知れませんが充電式を利用する事で回避出来ます。

ガスとは一味違った楽しさを低コストで楽しめる「HOMPING炭火パワーグリル」はお勧め出来るものだと思います。

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