Panaracer RACE A EVO4がメーカー回収となってしまったため、代わりのタイヤとしてシュワルベPRO ONEを調達しました。かるーくインプレも書いちゃいます。
チューブレス一択
このブログでは何度も書いていますが使用しているホイールはFullcrum Racing3の2Way-fitです。2Way-fitというからにはやっぱりチューブレスで使いたい!そんなワケで今回もチューブレスのタイヤを選択したいと思います。
これまでシーラントが必要なタイヤは避けていましたが(食わず嫌いです)、前回で多少コツは分かったのでチューブレスイージーも選択肢に含めます。
SCHWALBE PRO ONEに決定
どれにするか悩んだ話をネタとして書きたかったのですが、いきなり決定しました。
WiggleやCRCで次はどのタイヤにするか探していたら、シュワルベPRO ONEチューブレスイージーがもうこれしか無い!ってくらい安かったので決めてしまいました。なんとチューブレスイージーなのに1本4000円未満という安さ。想定外のタイミングでタイヤ交換を行うことになったので、安価なことはとても助かるわけです。 WiggleとCRCで比較し、送料はかかるけどトータルで安価なCRCで購入する事にしました。下にリンクを張っておきます。購入する時期によって値段が変わると思うので参考にしてください。
そして、サイズは25Cを選択しました。 IRCとPanaracerは28Cで運用していましたが、世間的に25Cが主流になる前のバイクのため28Cだとタイヤとフレームのクリアランスがギリギリで、タイヤが異物を拾ったときにフレームにガリガリ当たるのが気になっていたことが理由です。しかしコレは後に完全に裏切られることになるのですが…。また、25Cに換えることで漕ぎ味が軽くなることも期待しています。
配送は1週間くらい
CRCなのでイギリスからの発送ですが1週間くらいで到着しました。無料配送も選択できますが、+300円のオプションで優先的に出荷してもらえますので、注文の2日後には倉庫から旅立っていました。関空経由で輸入されてきましたが、通関も気持ち早かったような気がします。(Aliなどの中華サイトの場合は通関だけでだいぶ待つ気がします)
しかしRACE EVOを取り外したタイミングでバイク全体のオーバーホールを始めたので、PRO ONEを取り付けたのは1か月も後の事でした。配送オプション付けなくても良かったのでは・・・というのはブログを書いている今気づきました。
太い!25Cというタイトルがついた28mmのタイヤ
バイクのオーバーホールは順調に進みいよいよSCHWALBE PRO ONEを取り付ける段階となりました。いざホイールに嵌めてみると25Cという割になんかちょっと太い気がします。試しにフレームに嵌めてみたところ・・・
やっぱり太いです。IRCやPanaracerの時は28Cを付けていてギリギリだけど問題ないレベルでしたがこれはギリギリアウトっぽいので、他社の28C相当かそれ以上の太さです。フレームとのクリアランスは1~2mmしかありません。
しかもフレームに普通に嵌めると接触してしまうのでクイックリリースを締めこむときに位置を微修正してこの状態です。フレームと接触しない限り乗れるといえば乗れるのですが、横方向の応力が掛かったり思いっきりペダル踏み込んだ時にフレームがたわむと確実に接触します。
なので直ぐにでも23Cに替えたいところですが、せっかくなので少しの間このまま運用することにします。
めちゃくちゃ取り付けしやすい
思ったより太いことを書かないと!と思うあまり取り付け時のレビューを書いていませんでした。
これまでチューブレスタイヤは「ユッチンソン Atom」「IRCフォーミュラプロRBCC」「パナレーサーRACE A EVO4」の3種類使ってきましたが、今回のシュワルベプロワンが最も取り付けしやすかったです。
タイヤレバーを使って取り付けしましたが(デキる人は素手なんですよね)、特に必死になってコジることも無かったです。またビートに石鹸水を塗らずともすんなりビート上げが出来たのも好印象でした。
もはやチューブドタイヤを選ぶ意味はないですね。
ピンホールが空いている?
難なくビート上げは出来たものの「シュー」というエア漏れの音が聞こえてきて嫌な予感がします。
ひょっとして一部ビート上がってないのか?タイヤレバーでビートを切ったのか?と思い、エア漏れ箇所を探すためリムとビートの隙間に石鹸水を塗って泡がブクブクする場所を探しました。
しかし見つかりません、そこでタイヤのサイドに石鹸水を塗ってみると、泡がブクブクしていました。親指で押さえるとエア漏れ音が止まります。下はその時の動画です
シーラントの使用を前提としているために空気保持性能が甘くこれが許容範囲なのか、製品の不良なのかは分かりません。とりあえずシーラントを入れれば問題なく使えるので許容範囲として考えます。ちなみにもう1本はエア漏れ等はなく取り付ける事が出来ました。
レビュー
バイクのオーバーホールも完了し約1か月ぶりにロードバイクに乗ります。この1か月間はボロMTBに乗っていたので、何に乗っても軽く進むしめちゃ早く感じます。個人の主観なのでレビューなんてそんなものです。
ひと漕ぎ目から Panaracer RACE A EVO4 よりも転がりが軽くどんどん前に進んでいく印象があります。しかしバイク全体をオーバーホールしたので駆動系は軽く、変速メカも動作が軽くなったので、タイヤだけの印象の変化なのかは正直分からないです。
乗り心地はアスファルトのゴツゴツした感触をいなしてくれている感じがしますが、これもハンドルをアルミからカーボンに変えたことによる変化かもしれず、タイヤ単体の印象かは分かりません。
ただ、SCHWALBE PRO ONEは「太い」以外には悪い印象はなく、なんとなく路面にねっとりグリップしているような感覚はあります。
エア保持性能は?
通勤仕様である以上、頻繁に空気を入れないとダメってのは運用しにくい。これまでのチューブレスは最長1週間、短いと2,3日に1回のペースで空気を入れていましたが、SCHWALBE PRO ONEは明らかにエアが抜けているぞと感じるまで2週間近く運用できることが分かりました。
おそらくはシーラントの効果によるところが大きいのだとは思いますが、実は今までのチューブレスタイヤが極端にエア漏れが酷かっただけの様な気がします。
まとめ
SCHWALBE PRO ONEはチューブレスイージー仕様だけど値段が安いです(ガイツーの場合)。なのに転がり抵抗の低さと乗り心地は高く評価できるので、総じてコストパフォーマンスが良いと感じました。
対して太さに関しては25Cと表記されていても他社の28C相当かそれ以上の太さがあり、場合によっては取り付けできない等の問題が起こることもありそうで注意が必要です。私の場合はギリギリでフレームに収まりましたが、クリアランスがなさすぎるので23Cに換える予定です。
という事でSCHWALBE PRO ONE 700×23C編はまたどこかで書きたいと思います。
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