タイヤをPanaracer RACE EVO4 TLCに入れ替えた

自転車
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これまで履いていたIRC FORMULA PRO RBCCが経年劣化によりボロボロになってしまったのでPanaracer RACE A EVO4 TLCに交換しました。RACE A EVO4の方がしっとりした乗り心地とグリップの良さを体感できたのでレポートします。

経年劣化は避けられない

IRC FOMULA PRO RBCCに履き替えて以来、幸運にも一度もパンクに見舞われず毎日の通勤や週末の運動に使い走り込んできました。装着して2年ほど経過して毎日の点検で表面のひび割れを確認していたのですが、徐々にひび割れが大きくなってきたのでいよいよ交換する事になりました。

内部のカーカスが見える状態までひび割れていますが、これでもエアが漏れることはなく走行可能です。しかしもう明らかに使用限界を超えています。本来ならこの様な状態になる前に交換が必要です。

チューブレスタイヤに求める条件

2本で1万円以内

いつもタイヤ選びは迷います。良いものであればリピートすれば良いのですが、せっかく替えるのだから色々試したいです。ロードバイク向けのチューブレスタイヤはリリースしているメーカーも種類も少ないですが、それでも選択肢が多く迷います。しかし普通のクリンチャーに比べチューブレスは価格が割高のため、価格を条件にすると自ずと選択肢が物凄く絞られるワケです。限りある予算で購入するため「前後2本で1万円以内」という条件を設定しました。

シーラント使用/不使用

これまで使用したチューブレスタイヤは何れもシーラントが不要なものばかりでした。使用しているホイールがフルクラム Racing3の2wayfitでチューブレス対応(レディではない)ため、タイヤが対応していればシーラントを使う必要がありません。
またシーラントを必要とするチューブレスタイヤ(チューブレスレディ)は、定期的にシーラントの入れ替えや追加が必要で、運用としては滅茶苦茶面倒くさいイメージがあり倦厭していました。
今回も「シーラント不要」を条件にしようと思っていたのですが、第1位条件の「値段」で絞ると選択肢がほとんど無いという悲しい事態になっています。ということで渋々「チューブレスレディ」も対象に含め、シーラントの使用を渋々受け入れることにしました。
道路の遺物を拾ってパンクした際も小さな穴ならシーラントが埋めてくれるので、限界はあるもののパンクトラブルを回避できる事は大きなメリットと考えられます。

条件に合致するものは・・・

私はロードバイクのタイヤを買うとき海外通販サイトを確認する様にしています。海外通販サイトでは国内ルートよりも安く販売されている事が多く、特に海外ブランドのセール品は国内サイトではあり得ない価格になっています。(こういった特売で仕入れて国内オークションサイトで転売する輩も多数いる様です)
しかし今回はセール開催時期とのタイミングが悪かったのか、良い感じの物が見つかりませんでした。
「そういえばパナレーサーから新しいチューブレスタイヤがリリースされてたはず・・・」と思い出し、国内通販サイトを見たところ、Panaracer RACE EVO4 TLCが2本で1万円以内という条件を少し超える値段で売っていることがわかりました。シーラントを含めると2割予算オーバーですが許容範囲ということで、ポチっと注文しました。

Panaracer RACE EVO4 TLCの装着

色々大変と言われるチューブレスタイヤの装着ですが、私の場合は幸いにしてホイールへのはめ込みも、空気入れでのビート上げにも困った事はありません。今回のPanaracer RACE EVO4 TLCでも特に難なく取り付けができました。
逆にシーラントの注入に若干困りました。TLCは「チューブレスコンパチブル」の略で、一般でいうところのチューブレスレディに相当します。ホイール側はチューブレス対応でもタイヤ側はシーラント必須です。
Panasonic純正のシーラントは他メーカーでよくあるStan’sのOEMではなく、クルミの殻を混入させたPanasonicオリジナル品なのですが、若干粘性がありバルブから注入する際にボトルを強く握っても全然入りません。何とか規定量を注入出来たころには、腕がパンパンになるのでした。

乗り心地

今回はPanaracer RACE EVO4 TLC 700×28Cをチョイスしました。IRCの時も28Cだったのでサイズは変わりませんが、RACE EVO4 TLCへの交換後の試乗では転がりが軽くなったように感じ、また、いつもの週末ライドでは衝撃吸収性とグリップが良くなったように感じました。
タイヤあたりの重量も他のチューブレスと比較して軽量らしいですが、シーラントを入れる必要があるため相殺されます。
とはいえ、正直なところ8割が通勤で2割が週末ライドなので、グリップなどの走行特性についてはガチ勢の皆様のような詳細なインプレッションは出来ません。

運用

チューブレスレディへ移行する際に気になっていたシーラントの運用ですが、やってみれば大した負荷ではないことがわかりました。実用メインの使用なので、出先でパンクしてもノーカウントという安心感は非常にありがたいです。
エア抜けに関してもIRC RBCCの場合は、週に1~2回程度のエア補充で運用していましたがRACE EVO4 TLCも大きく変わらない状況です。

まとめ

Panasonic RACE EVO4 TLCの印象をまとめると

  • 漕ぎ味は軽い
  • 重量も軽い、がシーラントで相殺
  • シーラントが意外と面倒じゃない
  • 安い

といった感じです。割とお勧めできると思います。

後日談

→不具合のためメーカーによる回収がかかりました。別記事でアップ予定です。

コメント

  1. […] […]

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