HUTCHINSON(ユッチンソン)Atomチューブレスのインプレッション

自転車
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昨年のアワイチに向けて導入したユッチンソンAtomでしたが、その後半年を経過してどうだったか振り返ってみます。
まぁもう廃版の製品なので今更感しかありませんが、投げ売りされてた影響で今でもネットオークションでよく出てますのでご参考になれば良いかなぁと。

Atomのインストール

巷ではチューブレスタイヤの取り付けは地獄とか言われていますが、ことAtomとRacing3は相性が良いのかすんなりと取り付け出来ました。チューブの挟み込みなどに気を遣わなくて良いので、むしろチューブレスの方が取り付けしやすかったくらいです。

インプレッション

まず見た目に細い。直前に履いていたパナレーサーのCloser Plusと同サイズの23Cでしたが、Atomの方がかなり細く見えます。
乗ってみると転がりが良く、今までよりも軽く漕げて早く走る事が出来ます。これがチューブレスの影響なのか、タイヤが細くなったからなのかは分かりません。
たしかにエア圧を上げなくても転がりが良いので乗り心地が良いと思います。
グリップに関してはアワイチで走った峠の下りでも問題なくCloser Plusよりもグリップ力は高いと感じました。玄人が良く書いている「グリップ限界が云々」とかは良く分かりません。みんな滑らせながらコーナリングしてるのかね?

耐久性

取り付けて半年。毎日通勤で10Km、週末に40km程度の使い方ですが、摩耗の速度はまぁ普通。
サイドウォールの耐久性はヒビ割れてたり、カーカスの繊維が出てきたたりとイマイチな感じがします。
また、フロントに取り付けた個体のエア抜けが酷く、半年たった現在では1日に400psi抜けます。800psi入れて翌日は400psi、2日後には200psiまで抜けます。
試しにサイドウォールに石鹸水を塗ったら細かい気泡がプクプクと発生するので、タイヤ内のエアを密閉する層に問題が有るのでしょう。

メンテナンス性

リアタイヤは路肩のゴミ(ガラス片)を拾いパンクしました。
その際に携行しているチューブを装着したのですが、チューブを入れてもビートの滑りが悪くビートが上がらず、自宅までの20kmをイビツなタイヤ形状で走る羽目になりました。
チューブレスはパンク時にもチューブを入れれば走れるゼ!なんて言いますが、石鹸水またはタイヤワックスも携行する必要があります。
また着脱の難易度も高いので出先でのトラブル対応ではクリンチャーよりも悪いと言えます。

総評

なんか色々とデメリットばかり書きましたが、おそらくAtomがイマイチなのかもしれません。
もう廃版(だとおもう)の古い製品ですが、まぁ投げ売りされている理由も良く分かるなぁと思います。
次はもうチョイましなタイヤにしようっと。お金ないからチューブ入れて使うけど。

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