DIYでエアコンを分解して徹底的に洗浄する

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今年もエアコンをガンガン使うシーズンがやってきたので、DIYでエアコンを徹底洗浄します。3年前の同じ時期に「夏を前にDIYでエアコンを分解清掃(ダイキン ドレンパン一体型)」という記事を書いていたのですが、分解方法が解説されていないので改めて記事を書いてみました。前回と同じく今回もダイキンのエアコンです(↓こいつです)

まずはカバーを外す

まずはカバーをはずすと書きましたが、安全のため先にコンセントからプラグを抜いてください。

フィルター清掃時に開けるフロントパネルを取り外し、吹き出し口のフラップも取り外します。前面に2個のネジが見えるので取り外します。本体を覆う大きなカバーはこのネジ2本だけで留まっています。

空気の吹き出し口を押し下げながら手前側に引くとカバーが外れます。カバーの下側から外し上に引き上げることで上部の爪も外れます。文章では理解しにくいですが、ググると動画も出てくるので調べてみてください。

熱交換器の汚れ具合を確認

前面から見た熱交換器は軽くほこりがついているくらいです。これくらいなら掃除機で吸ってあげるだけでOKですね。フィルターをこまめに掃除していれば、汚れはそこまで酷くならないはずです。
とはいえ、本当は熱交換器も降ろして高圧洗浄機で掃除したいのですが、エアコン配管を切り離して再度取り付けるには難易度が上がるので機会があればやりたいです。

吹き出し口が酷く汚れている

吹き出し口付近は、ホコリとカビがこびりついていて、近づくとカビ臭がひどいです。スプレー式のエアコン清掃ではこの辺は全く綺麗にならないので、分解清掃の意味がありますよね。

基板部分を取り外す

写真に写っている左側のネジを取り外します。

基板を覆う金属カバーを取り外しハーネスをすべて取り外します。
ハーネスはすべて異なる形状なので、組み立て時に誤って接続する可能性はありません。敗戦にもクセが付いているので、場所を覚えたりメモを控える必要はありません。

熱交換器のセンサーを取り外します。
間違ってもケーブルを引っ張ってはいけません。銀色のクリップを抜くとセンサーも外れます。

これで本体から基板が取り外せるようになりました。
配線をフリーにして黒い基板ボックスごと本体から取り外します。

熱交換器を取り外す

熱交換器は白色の樹脂パーツの爪で嵌っているだけなのでドライバーなどで爪を解除すると熱交換器が取り外せます。
本体と熱交換器の分離は力がいる上に高所作業となりますので二人で作業した方が良いと思います。ちなみに私は一人でやりましたが結構辛かったです。
あとは熱交換器のアルミフィンを潰さない様に注意することと、フィンで指を切らないように軍手などを着用して作業する方が良いです。

良く分かるように組立時の写真をアップします。↓はモーターのある右側。
右側はモーターと熱交換器の制御機構が詰まっていますので見えにくいです。

こちら↓は左側

左側は邪魔なものが何もないので先に左側で外すコツをつかみ、ややこしい右側に挑むとスムーズに外せると思います。ここまで分解出来ればエアコン洗浄スプレーを使った熱交換器の洗浄も意味がありますね!!


シロッコファンを取り外す

モーターを止める樹脂パーツを取り外します。
手前側のネジを1本取り外します。

シロッコファンの右側に羽が数枚かけている部分があります。中を覗いたら見えるネジを緩めます。このネジでモーターの軸と結合しています。

取り外したホコリとカビまみれ

遠目に見てもすごいですが・・・

アップにしたらキモさ満開

細かいフィンの掃除は↓の様なブラシでゴシゴシとこすります。

ドレンパンも・・・

これこの通り。カビまみれです。

水路もこの通り水垢だらけです。

風呂で洗い倒しました

バスマジックリンで油とホコリ、カビキラーでカビ染みをきれいに洗浄しました。

フェルトにしみ込んだカビのシミもカビキラーで漂白しました。

結果

分解した逆の手順で組立し清掃完了です!
プロのお掃除に比べて遜色ないというか、プロの非分解清掃では水路まではきれいにならないですからね。そういう意味ではプロ以上の仕上がりです。
今回も熱交換器はきれいだったので特に清掃はしていません。次回は熱交換機を洗浄できれば良いなぁと考えています。

2023年追記・・・

ここ数年は、噴霧器と洗浄剤を使って清掃しています。年1回程度のペースで清掃すれば、綺麗な状態を維持できるので、面倒くさい分解清掃が避けられます。




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